CBR400RR NC29 ナイトロンリアサスペンション
念願のナイトロンのリアスペンション導入しました!
以前から構想していたカスタム(前記事参照してね)を事故をきっかけにやっちゃったわけなんですが(笑) そもそも元からついている純正のリアサスがそろそろ限界なのもあって、オーバーホールするか社外を付けるか悩んでいたのですがどうせやるなら前々から欲しかったナイトロンにしよう!ということで事故の修理でお世話になっている南海部品南東京店様に依頼しました。
今回購入したのはNITORON MONO Shock RACE Series。
以下説明引用
コンプレッションに2WAY(低速・高速)とリバウンドに1WAY。合わせて3WAYのダンパーアジャストシステムを標準装備。 2WAYのコンプレッションアジャスターは荷重の掛かりづらい低速域でのトラクションと大きな荷重が掛かる高速域で 安定感を両立することを可能とし、ストリート~レースユースまであらゆる用途・レベルのライダーの細かい要求に応える。 さらに、これら3WAYのアジャスターはナイトロン独自のシステムで他のアジャスター領域に影響を与えない 完全独立システムを採用し精密で幅広い調整が可能。車高調整用のアジャスターも全モデルに標準装備。(一部車種を除く) ダンパー、スプリング、車高とショックに必要なアジャストシステムをフル装備するナイトロンの最上級モデル。
取り付けに関しては約1時間半ほどで終了。 南海部品南東京店様の二階休憩室では作業場がモニターで見られるのでしばらく鑑賞しながら待ちます。
が、ピットから一本の電話が。
南海「ちょっとピットまで来てもらえますか?」
ガンザキ「どうしたんですか」
南海「実は問題がありまして・・・」
ガ「?」
南「リザーバータンクの取り付け位置がないのですが・・・」
ガ「まじっすか?」
南「シートレールなんですがタンデムステップが収納式ですしカウルとフェンダーが邪魔で取り付けられないので・・・」
南「唯一付けられるのがマフラーステーにミラーアダプターを付けてそこにタンクを」
ガ「あ、それでいいっす」 ということでこんな感じで解決しました。↓
マフラーの熱に関してはおそらく問題はないかと思いますがまだサーキットを走ったわけではないのでなんとも・・・ フェンダーを加工すれば付くとか考えていましたがそうは問屋が卸さない
後ろから見ると
かなりぎりぎりのクリアランスです。
最初は元々荷掛けフックの付いていたボルトを利用しようかと考えていたのですが
↓こいつ
まさかのホースの長さが足りず届かない・・・
↓赤で囲っているのがタンデムステップ。ホースはここまでしか届きません。
かといってマフラーステーの根元につけようにもタンデムステップが干渉して(収納できない)付けることができず。 本当に付ける場所がないのです(汗)
↑理想はこんな感じかなぁ。
ガンザキはタンデムステップは外したくないし使う派なのでどうしようもないのです。 まあマフラーの熱が問題なければ今のままでもいいわけでとりあえずは様子見ですかね。
走ってみてのインプレですが まだコンプレッションとリバウンドは出荷時のままですが最初の沈み込みは少し柔らかめ、沈み込むにつれてコシが出る?というかしっかり路面に食いついている感じ。ちょっとしたコーナーでも少しだけ荷重を後ろ意識するだけでもグイグイとリアが押し出してくれるのがわかります。
あくまで一般道での走りなのでまだ全然使いきれてはいないですがそれでもリアサスの挙動がしっかりと伝わってきます。
ちなみに現在の設定は
LO COMP 8/20戻し
HI COMP 10/16戻し
REB 10/24戻し
バネレート 700LBS/inch
プリロード 10mm
COMP(コンプレッション)=圧側とも言う。
HIはサスが速く動くときに、LOはゆっくりとした動きの時に作用します。
REB(リバウンド)=伸び側とも言う。ショックの戻るスピードに作用します。
↑ダイノグラフはこんな感じ
黄土色=すべて出荷時
赤=LO最強・HI最強・REB最強
青=LO最強・HI出荷・REB出荷
緑=LO最強・HI最弱・REB最弱
ざっと現在のインプレはこんな感じです。今度サーキットに行ったときに細かくセッティングを出していきたいと思います。
byガンザキ