セロー250のゼッケン化
少し前にセロー250の軽量化も兼ねてゼッケン化しましたので、記事にしていこうと思います。
必要な物
ゼッケンカウル
YZ85(2016年式とか)用ゼッケンカウル。色々探したけど一番安かったのはDirtbaikeplus様。ヤフオクだと送料込みでほんのちょっとだけ高い。
メーター
ACEWELLのACE-153。こちらは元々持っていた物を使用。本当はTRAIL TECHのENDURANCE2が欲しいけど高い。
フォグ
YEEGO LEDフォグランプ。4000円ぐらいで買えるカットラインの出るそこそこ明るいフォグ。取り扱い終了していますがアマゾンには似たような物がごろごろしているので参考に↓
フォーククランプ・L字ステー
カウル固定用。フォーククランプだったら何でもおk。L字ステーはホムセンに売ってたやつ。何となくアルミ。
こんな感じに取り付けてカウルを固定します。
メーターカプラー
TE製040型12極マルチロックコネクタ。純正メーター用カプラー。ネットで調べてもセローのメーターカプラーの種類が出なかったので探すのに苦労した・・・端子も別途購入して下さい。
ウィンカー
ハンドガードに取り付けるため小型の物をチョイス。流れる必要性はガンザキ的に皆無だが安かった。890円!(なぜか楽天とかだと2000円する)
ウィンカーリレー
デイトナ製。ハザード対応じゃなくても普通にハザード使えました(何で?)。元から付けている人は不要。
H4変換コネクタ
フォグランプの配線をつなぐ用。メーターカプラーもそうですが、ガンザキは基本車体側の配線加工はしたくない派。元に戻す時面倒ですし。
その他
・ロゼットワッシャー
カウルを固定するのに使用。ちょっとだけ見た目がマシになるような気がします。
・ナッター
パーツというか工具。ステーにナット(雌ネジ)を作るのに使用。カウルの取り外しがかなり楽になります。↓こんなの
・ステー類
フォグランプやらメーターやらの固定用。
・ボルト類
作業
純正部品取り外し
フロントカウル・スタックバー・メーター・ウィンカーを外します。外し方は諸先輩方が書かれているので割愛。
スタックバーを外すのにブレーキホースを外さないといけないのですごくめんどくさい。ついでにフルード交換しておきます。
ちなみにフロントカウル+スタックバー+メーター合わせて重量1.7kgぐらい。結構重いです。
ウィンカーは車載工具入れにギボシがいるのでそこから外します。これまためんどくさい。
フォグランプ取り付け
H4変換コネクターに繋げます。左右でハイロー切り替え式。
片側に二個つけたり一個だけ(ハイロー切り替えなし)にしている人が多く見られますが、これだと保安基準満たしていないっぽい。
第29条
ハ 走行用前照灯は、左右同数であり(走行用前照灯を1個備える場合を除く。)、かつ、前面が左右対称である自動車に備えるものにあっては、車両中心面に対して対称の位置に取り付けられたものであること。
ただし、二輪自動車ですれ違い用前照灯の側方に走行用前照灯を備えるものにあっては、走行用前照灯及びすれ違い用前照灯
の中心が車両中心面に対して対称の位置にあればよい。
走行用前照灯はハイビーム
すれ違い用前照灯はロービームですね。
BMWなんかで左右非対称のヘッドライトユニットの車両がありますが、車両中心面に対してハイビームとロービームが対称になっているので保安基準おkって感じ。
光量についてはこんな保安基準も
イ 走行用前照灯は、そのすべてを同時に照射したときは、夜間にその前方100メートル(除雪、土木作業その他特別な用途に使用される自動車で地方運輸局長の指定するもの、
最高速度35キロメートル毎時未満の大型特殊自動車及び農耕作業用小型特殊自動車に備えるものにあっては、50メートル)の距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有し、かつ、その最高光度の合計は22万5000カンデラを超えないこと。
正直フォグランプでは光量に関して足りているのかどうかはわかりませんが、純正より明るく遠くまで照射できているので良しとします。一応カットラインは出ている↓
フォーククランプのボルト(M8)にL字ステーを共締めして取り付け。錆びてる・・・
メーター取り付け
元々メーターが取り付けられていた場所に適当なステーを使って取り付けます。
確かM4だったかな?本来スタックバーに雌ネジがありますが、外しているので下側はナット止めします。
配線は前述のTE製040型12極マルチロックコネクタに繋ぎカプラーオン。ギボシがめちゃくちゃ細くて大変だった・・・
カウル取り付け
フォーククランプにL字ステーを取り付け、そこにナッターでナットを取り付けます。あとはカウルにネジのサイズに穴を開ければ完成。一応ロゼットワッシャーでカウルにネジが食い込まないようにしておきます。
本当は穴開けせずに固定したかったのですが、ステーやらなんやらでマウント作るのが面倒だったのでこの方法を採用。それに取り外しが簡単なので配線やらにアクセスしやすいしこれはこれで良いかな。
後でデカールでカモフラージュすれば良いでしょう。
ちなみにYZ85用を選んだのは、レアルエキップの魔改造セローがよさげだったので真似してみました。↓
アマゾンやらで売っている他のオフ車用ゼッケンカウルも試してみたのですが、シュラウドに当たってしまうことが判明し、結局YZ85用の物に変更しました。
ウィンカー変える理由もカウルが邪魔で付けられないからです。まぁYZ85のカウルだったら純正ウィンカーでも大丈夫そうだけど。
軽量化?
こんな感じで無事セロー250のゼッケン化は出来たわけなんですが、軽量化に関してはフォグとメーター・その他諸々込みで大体1kgぐらいなので0.7kgは軽量化できたんじゃないかと思います。
まぁレースなんかに出るときにフォグ外すだけで良いし、お高い純正メーターやヘッドライトユニットが壊れる心配が無くなるのでそこがメインの目的かな?
さて今度は消耗品のメンテナンスでもするかぁ
byガンザキ