ガンザキとバイクと

趣味特技はバイクです

CBR400RR NC29 TYGA テールカウル

TYGA Performance製テールカウルをついに購入しました。 構想から一年(多分)長かった・・・ということで早速取り付けにかかります!

 

 

日本代理店のSPIRAL SPINNERオンラインショップにて購入。 7月頭に購入し発送予定が8月半ば頃との予定だったのですが一週間後には日本に到着との連絡が(笑) 結局届いたのは購入から2週間ほどで着きました。(嬉しい誤算) 巨大な段ボールに大量の発砲スチロールと梱包に驚愕しながらも各パーツの確認。  

【1】まずはカウル本体。カウル前方部分はカーボン調?になっています。 また純正カウルのように分割ではなく一個物。材質はFRPで思った以上にしっかりとした作りでびっくりしました。

↓光に当てると部分部分によって薄いところもありますが・・・ ↑おいおい・・・テープの跡が残っているよ・・・  

 

【2】インナーフェンダー。赤丸の部分はナンバー灯ですがただの裸電球な上にナンバーを照らしません(笑) なのでガンザキは別のナンバー灯に変えてます。

純正フェンダーとの比較。画像の上がTYGA製です。収納の大きさだけでなく深さも浅くなるのでかり収納が減っているように見えますが・・・まあのちほど説明します。

 

【3】テールランプはLEDでかなりスリムに。ただ画像を見るとわかるように8個しかLEDがありません(笑)これは今度基盤を作り直しかなぁ。

ちなみにカウルへのフィッティングは必ず先にやったほうが良いです。 なぜならガンザキは全く合わなかったからです。  

【4】タンデムステップ こちらは別途購入したもの。純正だと収納式ですがカウルの形状から収納できないため購入しました。

↑なぜか裏にはスズキのロゴが(笑)とりあえず付くので問題はないのですが

そしてねじ穴の位置(というか構造そのもの)が微妙にずれている・・・うーん。さすが海外クオリティ このほかステーやボルト類が付属しております。

 

【下準備・塗装】 まずは塗装をしなくては始まりません。 もともとTYGA製のカウルはどうやらプラサフ仕上げの状態で送られてくるようなのですが

↑こんなんだったり

↑こんなのだったり・・・

↑・・・・・

ということで下地作りからやり直しします。 塗装についてはガンザキは素人なので以下省略。

こんな感じに仕上がりました。

(色々失敗している部分はありますがそこはノータッチで) デカールに関してはNC29用の純正デカールは廃盤なのでCBR250RR用を注文し「250」の部分をカットし使用します。

↑ぶったぎります。あ、「RR」の部分は使いました。

 

【カウルフィッティング】 塗装が終わり取り付けにかかります。が海外製で説明書もなくどのステーをどこに使うかなんて全くわからず。自力で模索していきます。 英語ですがこちらにおおざっぱに取り付け方法が書かれています。

フェンダーの取り付け。 ブッシュ等は純正を流用して取り付け。ここは問題なく取り付けできます。 ただ二点ほど加工している部分があり、

1、ウィンカーの配線を通す穴をあける

2、収納の仕切りがタンデムシートのヘルメットホルダーに干渉するためその部分のカット 上記二点だけ加工します。 ↓ウィンカー配線を通す穴は青丸のあたり、ホルダーが干渉するのは黄色丸のあたりなので適当にはさみで切り込みをいれます。

②レギュレーター・カプラー・ECUの移設

シートレール左側。スターターリレースイッチやウィンカーリレー類はシートレールの空いている部分に押し込みリレー類を取り付けてあったステーは叩いてつぶしておきます。 カウルの形状がシートレールにぴったりくっつくような構造なので極力シートレールから出っ張っているものは無くしていきます

↑ECUはもともとのステーの下側は折り曲げて上側のみ使用。また付属のステーをフェンダーに取り付けることで上の画像のようにECUを二か所で固定できます。 ただここに付けたままだとカウルの取り付けの際に非常に邪魔だったので、ガンザキは結局タンデムシートを取り付けるフレームの下に移動しました。

レギュレーターはシートレールの右の前側のくびれ?の部分にタイラップでくくりつけブレーキのマスターはタンク下に移設しました。↓

これで車体側の加工は終了。いよいよカウルの取り付けにはいります。

 

【カウル取り付け】 カウル取り付けの前にちょっとだけ準備しておきます。

1、タンデムシートの取り外し

2、カウル前方の上側ステー取り付け

3、シートレール下のボルト交換

4、キーシリンダーの移植 1に関してはカウルが分割式でないため一旦タンデムシートをステーごと取り外します。 2は同梱されていたS字型?のステーを↓の写真のように取り付けます。

↑カウルの裏側に突起があるので赤丸部分に差し込み固定します。

3は同梱されているボルトの頭にねじ穴がありそこにカウルを固定するため。

4、キーシリンダーの移植ですがここでも形状が違うため加工してから取り付けます。 下準備が終わったらカウルを取り付けていきます。 カウルが固くなかなか付けにくいですが、コツとして後ろのほうから前にずらすようにしていくと付くと思います。

ばきばきと音がなりますが気にせず慎重につけていきます。 よっしゃーついたー、と思いきや問題が!

「カウルが割れておる・・・」 なんとカウルの形状が全くあっていない(カウルが5mmほど小さい)がためにカウルが広がり、そのまま割れてしまいました・・・うぐぐ。 しかたなく一度外して内側を削り広げてから再度装着しなおします。 (こういうところが海外クオリティだな)

最後にタンデムシートの取り付けですがカウルの形状が変わっているためここでも同梱されていた部品を使います。

↑こんな感じ。このアルミのブロック?で高さを調節して取り付けます。 これで完成!

↑新旧で比較。ん~美しい(笑) 途中で色々とトラブルがありましたが(主に塗装)なんとか付けることができました。 割れた部分やらウィンカーはまた後日やるとしてとりあえずは完成ってことでよいでしょう!

もしカウルを検討している方がいたら参考にしていただけると幸いです。 おしまい

byガンザキ